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農業用語辞典/エコ用語事典/環境用語 eco:KINOX

用語名:活性炭

(読み方:かっせいたん)

[説明と解説]

活性炭は、大部分の炭素、酸素、水素、カルシウムなどの多孔質の物質です。形状の種類には、粉末活性炭、粒状活性炭、繊維状活性炭があります。
微細な穴に粒状の多くの有機物を吸着させる性質があります。この吸着の性質を利用することで、脱臭剤などに利用されています。
ちなみに吸着剤となる炭の面積(微細な穴)が吸収できる吸着量には限界があります。限界を超えると、吸着しなくなり、脱臭効果もなくなります。再生するには高温で処理する必要があるため、家庭では難しいそうです。
原材料にはマツなどの木・竹・椰子殻・胡桃殻などの植物や、石炭質、石油質などの原材料が用いられます。
外観や成分は似ているが、用途が異なるため、燃料としての木炭とは区別されています。

作成/修正日:2008年8月

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