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農業用語辞典/エコ用語事典/環境用語 eco:KINOX

用語名:農地保有合理化法人

(読み方:のうちほゆうごうりかほうじん)

[説明と解説]

農地保有合理化法人とは、農用地等の権利移動に直接介入することで、農業経営の規模の拡大、農地の集団化その他農地保有の合理化を図ることを目的とする公的な法人です。

 農地保有合理化法人になることができる法人は、
@ 民法第34条の規定により設立された民法法人(都道府県農業公社、市町村農業公社)
A 農協(総合農協に限ります。)
B 市町村
 の3類型、4種類の法人です。

 都道府県農業公社は、県下一円を対象として、市町村農業公社・農協・市町村はその管轄区域の全部又は一部を対象として事業を行うことになります。
 農地保有合理法人になるためには、都道府県農業公社は、都道府県知事が作成する「農業経営基盤強化の促進に関する基本方針」に、市町村農業公社・農協・市町村は、市町村が作成する「農業経営基盤強化の促進に関する基本構想」に位置づけられ、基本方針及び基本構想に掲げられた認定農業者等の担い手の育成目標を実現することが必要になります。
 こうした農地保有合理化法人は、事業の適正かつ円滑な推進を担保するため農地保有合理化事業を実施する規程を定め、所管の都道府県知事の承認を得ることが必要になります。

作成/修正日:2008年8月

※ファーム21ドットネットの農業用語、エコ用語(事典/辞典)はWEB管理人のきつねが、独自に編集、公開しているものです。その為内容の真偽を保証するものではありません。また、法令などの内容、用語の定義は時間の経過と共に変化している場合もあります。