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農業用語辞典/エコ用語事典/環境用語 eco:KINOX

用語名:キャップアンドトレード(cap and trade)

(読み方:きゃっぷあんどとれーど)

[説明と解説]

キャップアンドトレードとは、地球社会全体で、温室効果ガスの総排出量を決定しその中での排出枠を決定し、各組織はは割り当てられた排出枠内で温室効果ガスを排出する制限が設けられます。

通常、温室効果ガスの総排出量は、基準年のそれよりも少なく設定されます。
その排出枠に適合するため、事業者は自ら排出量を減らしたり、排出権を購入し、自社内で削減不可能な量を補ったりします。
つまり、個々の主体間の排出枠の一部の移転(または獲得)を認める制度です。

これのシステムがキャップ・アンド・トレードです。

京都議定書の中で付属書T国の間で排出権のやり取りをするのは、一つのキャップ・アンド・トレードです。
また、京都議定書にはベースラインクレジットという方式も定めています。

作成/修正日:2008年10月

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