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農業用語辞典/エコ用語事典/環境用語 eco:KINOX

用語名:市民農園

(読み方:しみんのうえん)

[説明と解説]

「市民農園」とは、サラリーマンなど都市の住民がレクリエーション目的などで、小面積の農地を利用して自家用野菜や花などを栽培する農園です。
市民農園は、農業に触れ、親しむ場を多くの人々に提供するものであり、間もなく団塊の世代が定年を迎えることなどにより、市民農園を利用したいというニーズが一層高まってくることが考えられます。
一方、農村では、農業の担い手不足や高齢化などにより農地の遊休化が進行していますが、これらの農地を市民農園に活用し、地域農業や地域経済の活性化につなげていくことに期待が寄せられています。
このようなことから、市民農園の開設主体の拡大を内容とする改正特定農地貸付法が平成17年9月に施行され、市町村・農業協同組合に加え、農業者はもちろんのこと、企業やNPO法人なども市民農園を開設することができるようになりました。

作成/修正日:2008年8月

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