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農業用語辞典/エコ用語事典/環境用語 eco:KINOX
用語名:コージェネレーション(熱電併給システム)
(読み方:ねつでんきょうきゅうしすてむ)
[説明と解説]
熱電併給システム(コージェネレーション)とは、発電時に発生した排熱を捨てず(通常は熱は空気中へ放熱される為、無駄になっている)に給湯、空調に利用することで、発電エネルギーの効率を最大化するシステムです。
コージェネレーション(熱電供給システム)システムは、各ガス会社がオール電化(各電力会社の電気サービス)に対抗すべく、ガスコージェネレーションシステムを家庭向けに販売していることからも、身近な存在になっています。オール電化に対して、オールガスと位置付けられています。
コージェネレーション(熱電供給システム)システムには、ガス以外に燃料電池を使うタイプなどがあります。燃料とシステムの組み合わせにもよりますが、発電と発熱をあわせた、エネルギー利用効率が最大で80%にものぼる製品もあります。
法人向けには、初期投資を抑える販売方法も用意されています。
例えば、一般的に初期投資費用と毎月の電気料金の削減額との損益分岐点(費用対効果)は10年程度とみられている為、ガス会社の子会社が初期費用(リース費用)を負担し、毎月の電気料金の削減額から、一定額をリース費用+利ざやを取るビジネスモデルを構築することにより、導入企業は初期費用の負担が無くなるメリットがあります。
作成/修正日:2008年7月
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