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農業用語辞典/エコ用語事典/環境用語 eco:KINOX

用語名:バイオ・ナノファイバー(セルロース ミクロフィブリル)

(読み方:ばいお なのふぁいばー)

[説明と解説]

バイオ ナノファイバー(セルロースミクロフィブリル)とは、植物から作られる鋼鉄の5倍以上の強度を持ち、ガラスの1/10の低熱膨張率をほこる新素材です。
バイオ・ナノファイバーは京都大学 矢野博士の研究開発する新素材です。
メリットは植物から作られる為、製造工程の大半が自然環境で行われることにあります。
また、バイオナノファイバーは石油系プラスチックや金属系素材の代替をする素材として注目です。
植物から取り出した、バイオナノファイバーを接着剤で、固めることにより、素材としての強度を持ちます。
正式な物質名はセルロース・ミクロフィブリル。
植物から素材を作ることにより、循環型社会の推進に役立ち、素材となった状態はCO2を固定化し、有害物質も出さないものとのことから、地球温暖化の現代の期待される植物繊維素材です。

作成/修正日:2008年7月

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