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農業用語辞典/エコ用語事典/環境用語 eco:KINOX
用語名:クリーン開発メカニズム(Clean Development Mechanism)
(読み方:くりーんかいはつめかにずむ(シー・ディー・エム))
[説明と解説]
クリーン開発メカニズム(CDM)とは、京都議定書第12条によって創設された制度です。 同時に、排出権を巡る新たな市場が誕生したとも言えます。
グリーン開発メカニズム(CDM)発展途上国(非付属書I国)におけるプロジェクト投資を管理するものです。
先進国が途上国に対して、温室効果ガス削減プロジェクトを実施します。
発展途上国で生じたに温室効果ガス削減分の一部を、先進国がクレジットとして得ることが出来ます。
先進国は自国の温室効果ガスを削減したことと見なす仕組みです。
この得られた削減相当量を「認証排出削減量(CERs)」と言います。
また、クリーン開発メカニズム(CDM)を実施する発展途上国は、京都議定書の締結国で、DNA(Designated National Authority:指定国家機関)が設置されていなければなりません。
例えば、日本の建設業が進出している台湾、香港、マカオ、シンガポール、カザフスタン、トルコ等は2006年2月14日現在の締結国ではないので、CDMを実施することができません。
作成/修正日:2008年10月
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