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農業用語辞典/エコ用語事典/環境用語 eco:KINOX

用語名:ワークシェアリング(worksharing)

(読み方:わーくしぇありんぐ)

[説明と解説]

ワークシェアリングとは、従業員や社員などの労働者が、仕事を共有し、分け合う制度です。

ワークシェアリングのメリットの一つは、雇用維持が確保できる点です。
例えば、会社全体の仕事量が減少し、100名のうちの20名の労働力が不要となり、解雇となるケースがあるとします。

しかし、20名を解雇せずに80名分の仕事を100名で共有(分け合う)することで、100名の雇用維持をすることができます。
デメリットとして、1名あたりの報酬(賃金)が減ることです。

ワークシェアリングには、大きく4つに分類されます。
1.雇用維持型(緊急避難型)
不景気で、失業率が増えた場合に有効な対策です。
2.雇用維持型(中高年対策型)
60歳以上などの高齢者の雇用維持に有効です。
3.雇用創出型
失業者に雇用機会を与える目的で、国会で勤務時間の短縮などを定めることで、雇用数を増やします。
4.多様就業対応型
様々な勤務形態を用意し、より多くの雇用機会を準備します。

作成/修正日:2009年1月

※ファーム21ドットネットの農業用語、エコ用語(事典/辞典)はWEB管理人のきつねが、独自に編集、公開しているものです。その為内容の真偽を保証するものではありません。また、法令などの内容、用語の定義は時間の経過と共に変化している場合もあります。