ファーム21ドットネット(farm-21.net)ロゴ トップへ

農業用語辞典/エコ用語事典/環境用語 eco:KINOX

用語名:合鴨農法

(読み方:あいがものうほう)

[説明と解説]

合鴨農法とは、水稲作を行う際に、合鴨を放ち、害虫や雑草を合鴨に駆除させることにより、無農薬、減農薬栽培をする農法です。

合鴨はお米の収穫後、食肉用として、処分されます。
合鴨農法を実践するには、手間と技術が入ります。

しかし、安全でおいしいお米を求め、エコな農法をするには最適な方法の一つではないでしょうか。

■メリット
1.農薬や殺虫剤の使用の低減、無使用。
2.合鴨の糞尿がそのまま肥料となる=コストの低減
3.合鴨が泳ぐことで、肥料の吸収を刺激し、稲の成長の促進

■デメリット
1.餌代がかかる=害虫や雑草だけでは食欲を満たせない
2.稲を食べることがある=
3.有用生物(かえる、ミミズ)も食べてしまう
4.合鴨の逃亡防止対策が必要(柵や電気柵など)
5.毎年、田植えの時期に合鴨の雛を購入する必要がある
6.合鴨は販路が少なく、販売価格も安い

作成/修正日:2009年3月

※ファーム21ドットネットの農業用語、エコ用語(事典/辞典)はWEB管理人のきつねが、独自に編集、公開しているものです。その為内容の真偽を保証するものではありません。また、法令などの内容、用語の定義は時間の経過と共に変化している場合もあります。