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農業用語辞典/エコ用語事典/環境用語 eco:KINOX

用語名:エコエアポート

(読み方:えこえあぽーと)

[説明と解説]

エコエアポートとは、地球環境や地域環境の影響を低減さ
せようとする目的から、空港及び空港周辺地域においても、環
境の保全及び良好な環境の創造を推進する施策のことです。

空港ごとに「エコエアポート協議会」を設置して、空港管理者だけでなく空港内事業者等(ターミナルビル・航空会社・地方公共団体等)
とともに取組を実施していきます。このため航空局では平成15年8月に『エコエアポート・ガイドライン(空港環境編)』(平成18年3月改訂)、また平成17年7月に『エコエアポート・ガイドライン(周辺環境編)』を制定し、実施可能な空港から順次空港環境計画、周辺環境計画を策定し、これに従い各種環境対策を推進していきます。

空港環境対策
大 気:空港運営に伴い発生する汚染物質を極力無くし、大気に及ぼす影響を最小限に抑える
騒音・振動:空港運営に伴い発生・伝播する騒音・振動を極力無くし、空港及び空港周辺に及ぼす影響を最小限に抑える
水 :空港運営に伴う排水等による水域及び地下水の汚染・汚濁の防止を図る。
また空港における水消費量の削減、再利用及び水資源の保全等を図る。
土壌 :空港運営に伴い使用される油脂類、各種の薬品・薬剤及び各種資材による土壌汚染を防止する
廃棄物 :空港で発生する各種廃棄物のさらなる再資源化を図り、廃棄物の排出量を抑制すると共にリサイクルを推進する
エネルギー:空港の運営に伴い消費されるエネルギーの削減を図り、地球温暖化ガスの排出削減に寄与する
自然環境 :空港内における生態系の保全を図り、また創造することにより、空港周辺との環境共生を配慮し良好な自然環境を維
持する
周辺環境対策
航空機騒音 :航空機材等による発生源対策、空港構造の改良、住宅防音工事等の空港周辺対策を継続して推進する
空港周辺土地利用:移転補償跡地を有効活用し、地域に密着した騒音斉合施設*の立地を促進し、面的整備を推進する
空港と地域の交流:空港と地域の交流により信頼関係を強化し、空港を活用した地域の活性化を促進する
*倉庫や車庫等騒音の影響を受けない施設

作成/修正日:2009年4月

※ファーム21ドットネットの農業用語、エコ用語(事典/辞典)はWEB管理人のきつねが、独自に編集、公開しているものです。その為内容の真偽を保証するものではありません。また、法令などの内容、用語の定義は時間の経過と共に変化している場合もあります。